2008-08


今日の長崎は涙雨

今日未明 長崎市長伊藤一長が亡くなった。
選挙運動中、事務所前で背後からの凶弾に倒れた。
元市長だった本島等も市庁舎前で後ろから撃たれている。

物言わぬ長崎人は12年前に本島から伊藤に鞍替えした。
離れた土地で見ていた私は「冷たい街だな」という感想を持った。
伊藤市長は見た目若々しく、万人に受けがよい。12年前は特に。
長崎に越したあと会ったりしたが割とノンポリで敵を作るような
人には見えなかった。

62年前長崎に落とされた原子爆弾の被害者にはカトリック教徒が
たくさんいた。爆心地のすぐ近くには彼らのシンボル「浦上天主堂」がある。
被爆した彼らは原爆が落とされたのは神のみ業と考え(誰かがそう諭したのだろう)
口をつぐんだ。教皇ヨハネパウロ2世が長崎に来たときに「あれは神の業ではない」と
雪の中語ったあとカトリック教徒からも原子爆弾について語るようになってきた。
でもやはり語る人は少ない。

元市長は右翼に、前社長は暴力団に襲われた。
物言わぬ長崎人はいまこそ声を大にしてそれら勢力とその暴力を非難しなくてはいけない。こんなきな臭い街、国にしてはならない。

兵器工場があったから原子爆弾を落とされたのに、まだ懲りずに兵器を作り続ける街、長崎。声を大にするのはいけない街なのか?

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